薬剤師の将来は暗い。今稼げるだけ稼ぐべきです！
こんな方に向けた記事
- 薬剤師の将来が不安な方
- 今の給料に満足できていない方
- 奨学金返済中の方
- 将来に備えて何をすべきかわからない方
この記事を書いた人
rei
【経歴】管薬・人事部そして転職の失敗と成功を経験
【実績】1年目から管理薬剤師｜20代で年収900万円突破｜32歳で年収1000万円突破｜現在全力で情報発信中 !!
【資格】薬剤師・YouTuber・動画編集者
給料明細はこちらの記事で公開しています→【実話】#0 雇われ薬剤師が年収1000万円超えた日
近い将来、薬剤師の切り捨て時代が到来します。
薬剤師って今後どうなるんですか？
頑張って薬剤師になったのに。大丈夫かな？
薬剤師の数が間違いなく余ります。
2045年には12万人以上余る予想もあります。
薬剤師＝一生安泰は昔の話になりました。
グラフのポイント
薬剤師の人数（供給）の方が求められる数（需給）よりも多いことが分かります。
何これ、絶対余るじゃん❗️
どうすれば将来に備えられますか？
やっぱり勉強？？
もちろん勉強は大事ですね♪
でも勉強をうまく活かすことができるのは一握りの薬剤師です。
私のおすすめは、”今稼ぐ”ことに注力することです。
斬新すぎるでしょ💦
今回の記事を読むことで、薬剤師の現状と将来を把握できます。
読むか読まないかで、人生が大きく変わる内容となっています。
薬剤師の将来は暗い
薬剤師が12万6000人余る
冒頭のグラフで薬剤師が余ることがわかりました。
24年後の2045年、薬剤師は
良くても18人に1人、最悪の場合4人に1人が仕事を失います。
もっと近く10年後の2032年
薬剤師6.7人に1人が仕事を失います。
笑えませんね。
ホント笑えない！
何カッコつけて言ってるんですか！！
日本は世界の中で薬剤師が多い国
38ヶ国の先進国が加盟する国際機関、OECD（経済協力開発機構）のデータを見てみましょう！
国民1000人当たり薬剤師が1.8人。
日本は他国に比べて薬剤師が過剰です。
数多過ぎでしょ！
じゃあ医師の数も多いんですか？
いや、逆に少ないです💦
めっちゃ少ない💦
何で薬剤師だけこんなに多いんですか!?
日本は薬剤師しかできない業務が多過ぎるからです。
海外では調剤業務のほとんどをテクニシャン（調剤技師）が行っています。
薬剤師は服薬指導や処方鑑査や提案に注力できますね。
日本に遅れを感じます！
がんばれニッポン！
薬剤師の数は増えて仕事は減る
日本でも薬剤師以外のスタッフができる仕事が拡大しています。
厚生労働省から「調剤業務のあり方」についての通知が出ました。（H31.4.2）
要点をまとめると
調剤のあり方ポイント
・非薬剤師はPTPシートや湿布など包装された薬のピッキングと一包化した薬の数確認はOK
・条件は3つ：①薬剤師の目が現実に届く限度の場所 ②患者に危害が及ばない ③機械的な作業
・NG行為：軟膏剤、水剤、散剤等の直接計量、混合する行為
必要な方は下からダウンロードして業務の参考にしてください♪
今後、薬剤師業務は非薬剤師もできるようになっていきます。
薬剤師は増え続け、薬剤師の業務は減り続けます。
新たな薬剤師業務の開拓ができないとお先真っ暗です。
reiさん、ネガティブ情報ばっかりで辛いです。。。
ごめんなさい💦
次は少しポジティブな内容にも触れていきますね♪
薬剤師の今は”光と影”が混在
薬剤師による職場の奪い合い
光が見えるグラフを紹介します。
薬剤師は都心部では過剰、地方で不足の状態が続いています。
下図は人口10万人に対する薬剤師数を都道府県ごとに分けたグラフです。
特に沖縄県、福井県、青森県、山形県、福島県、岐阜県、岩手県などの地域では、全国平均を大きく下回っており薬剤師不足状態です。
そして過剰な薬剤師が、地方に流れる動きが出ています。
九州の例ですが、福岡（過剰地域）の薬剤師が鹿児島（不足地域）へ転職するようになり、鹿児島の転職相場が約50万円下がった例があります（600万前後→500万強）。転職エージェント情報
今後、年収の高い薬剤師不足地域の奪い合いが始まります。
薬剤師の光は地方にあり
数が足りているのであれば、好条件な職場を見つけるのは困難です。
逆に、薬剤師不足の地域では好条件な職場を見つけやすいことになります。
←平均ボーダーを下回る地域は希望
就職や転職を考える時、有利な地域を選びやすくなります。
ボーダーと余白の白が光輝いて見えますね！
確かに薬剤師不足の地域を狙うのはアリですね
今からでも遅くないので、年収がアップできる職場がないか転職エージェントに相談することも重要です！
高年収に強いファルマスタッフ、知名度が高いマイナビ薬剤師、薬剤師登録者数No.1薬キャリがオススメです。
全て無料なのでまずは登録♪
近くに良い転職先がないか？自分の市場価値はどのくらいなのか？色々と情報がもらえます！
転職エージェントの数が多くて絞りきれません💦
上記3つのエージェントを同時に登録してください♪対応も求人数も業界トップクラスです。
転職エージェントとは相性もあるので自分にあったエージェントを探しやすくなります♪
提案された求人も他と比較できるので一石二鳥です✨
転職はスピードと情報戦です！
わかりました！！！
「今は勉強しろ」は、責任が取れない人の逃げ文句
薬剤師の将来は、誰にも分からない
とりあえず、今は勉強を頑張っておけば良いですかね？
何もしないのは不安で💦
勉強はぜひ続けてください♪
でも薬剤師の勉強は幅広いため、闇雲な勉強はオススメしません。
確かに。何の勉強すればいいですかね？
私のおすすめは、問題解決能力を上げる勉強ですね！
逆に難しいっす💦
薬の知識は？？
薬もそうですが、医療業界は勉強に終わりがありません。
現場ごとに求められる知識もスキルも異なります。
分からない時、どうすれば解決するか？どこに答えがあるか？
自分で調べて答えを出す練習をしておきましょう！
他人に聞いてばかりでは成長できません。
職場の先輩に「とりあえず勉強しておけば大丈夫」と言われましたよ？
これは私の持論ですが、
将来絶対大丈夫な勉強は存在しません。
「とりあえず勉強しておけ」
確かに大事ですが、
答えがない時の逃げ文句の可能性もあります。
reiさん、なかなか厳しいです！！
”今なら稼げる”だけは事実
将来に希望を託すには薬剤師業界は怖過ぎる
将来確実なのは
薬剤師が余ること
これだけです。
薬剤師が余れば、薬剤師の給料は下がります。
「将来もきっと大丈夫！給料も上がっていく♪」そんな保証はありません。
”今稼ぐ”ことに注力すべきです！
今稼ぐことに興味をもった方は、年収アップさせる方法をまとめた記事をご覧ください。
→【年収1000万】公開NG秘密の方法3選！32歳薬剤師が実体験暴露
