「奨学金1000万」極貧学生から「年収1000万」薬剤師への”波乱万丈”大逆点ストーリー
「薬剤師っぽくない」と言われ続けた人生
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赤裸々にお届けします!ぜひ楽しんでください✨
こんな方に向けた記事
- 薬学生の方
- 薬剤師の方
- 薬学部入学を迷ってる方
- 薬剤師国家試験が不安な方
#8【嫌われる勇気】実務実習で指導薬剤師に噛み付いた理由の続きです
今回は、6年生(rei25歳)薬剤師国家試験のお話です。
国試前にある卒業試験で起こった悲劇(大量卒業延期)についても紹介します。
これを読めば、薬剤師国家試験を余裕な気持ちで受験できます♪
薬剤師国家試験の難易度
薬剤師国家試験の前になると「ピリピリ」した空気が肌を刺してきます。
皆いつも通り笑顔なのに、緊張感がある感じです。
薬剤師の国家試験合格率は
2022年の第107回で68.02%(出願者数1万5,609人、受験者数1万4,124人、合格者数9,607人)
国立が84.38%、公立が81.00%、私立が66.96%←私立頑張れ💦
ちなみに
2021年の第106回で68.66%
毎年7割前後の合格率ですね!
ただクラスを張り巡る緊張感は、国家試験の前にある卒業試験に対するものでした。
私立薬学部の厳しい現実
6年制薬学部の乱立
薬学部は薬剤師不足の煽りを受けてどんどん増えていき、2020年時点で77校もあります。
国公立大学の魅力は明らかに学費が安いこと。
そして学費の高い私立大学の宣伝として使われるのが国家試験合格率です!
私が入学したY大学薬学部も新卒合格率97%ぐらいでした。
なぜこんな合格率が高いのか?日本一バカな大学なのにです。→#3【合格率の罠】日本一おバカな薬学部なのに合格率全国1位!?
理由は簡単、
国家試験が合格できそうな学生だけに受験させれば良いんです。
過去最大の卒業延期率
140人いた同期が40人も留年してしまった3年生から4年生への進級。
それ以降も毎年少しずつ同期が留年してしまい。6年生時のクラスは一緒に入学した同期が70人、つまり同期の半数しかストレートに進級していませんでした。
6年時のクラスは、ストレート進級者70人+留年した先輩方70人の合計140人の割合で構成。
同期が70人だから、特待生キープには学年7位以上が条件でした💦
めちゃんこ苦しかったです。
勉強ができるクラスの中で7位以上、、、ストレス!!←白髪増えました(ガチで)
さて私が特待生キープと戦ってる中、卒業試験が行われました。
Y大学薬学部の卒業試験、おそらく特殊な形式でした。
6年生になると、薬剤師国家試験模試が何回も行われます。(薬剤師国家試験に特化した予備校が作成してます)
薬剤師国家試験模試のうち、最後の3回分の点数を参考にして教授たちが卒業可否の判定をする形式でした。
エヴァンゲリオンのゼーレみたいな感じで話し合ってたんでしょうかね?
そして卒業試験合格者発表の日・・・
私は目を疑いました。
合格者・・・70名
え?全部で140人いるんだよ?
半分しか卒業できないの?
半分の人は国家試験を受けることすらできないの!?
一緒に入学した140人は6年生では半分の70人に減り、卒業して国家試験を受験できたのはさらに半分の35人ぐらいでした。
半分しか卒業できないのは過去にも例がなかったらしく、現実を受け止めきれない学生たちが廊下で肩を抱き合って泣いていました。
薬剤師国家試験が余裕だった3つの理由
卒業試験を突破した学生たちは、ほぼ合格が約束された実力者!
それでも国家試験は1年に1回限り。絶対に合格するため勉強のラストスパートに入りました。
理由①期末試験対策で国家試験対策
私は国家試験対策は4年生の時に終わってました。
やってたことは、期末試験の時に国家試験の問題を解くだけです♪
薬剤師国家試験は難しい試験ですが、大学6年間で学んだことの集大成試験です。
特に新しいことをする必要はありません。1年生からしっかり学んでおけばOK!
それができたら苦労しないんだよ💢
とても気持ちはわかります。
だから、1年生の時から期末試験対策で試験範囲の国試問題も解いておけばかなり楽です!
青本や虹本など、分野ごとに問題集があるのでそれを使ってください!
私は虹本の問題を使ってました。青本でも問題ありません♪
でも、1年生から問題集使うと6年間で色々変わるよね?
勿体なくない?
確かに6年間で法律など変わりますが、ほとんど一緒です♪
中古の問題集でいいので、1年生から国試レベルの問題に慣れておくことが大事!
期末試験は大学の教授が作ります。
過去の国試問題がそのまま出ることもあるのでオススメです!
理由②1年生からアウトプット
国家試験対策に大事なのは、インプットよりもアウトプットしておくことです。
簡単に言えば、人に勉強を教えてあげることですね♪
私はありがたいことに、1年生から周りの人に勉強を教えることが当たり前の環境でした。
色んな人に教えることで、1つの問題でも色んな解き方を自然と学びました。結果、応用力がどんどん身につきました。
理由③一緒に頑張る仲間の存在
6年間で同期の仲間が半分も減っちゃった💦
そんな厳しい環境でも”国家試験合格”目標を一緒に目指せる仲間の存在は心を支えてくれます!
「国家試験は団体戦」
とよく言われますがまさにその通りだと思います。
順位なんて関係なく仲間が全員合格点以上獲得できたら、みんな一緒に薬剤師になれます!
信頼できて一緒に頑張れる仲間。大事にしてくださいね♪
ありがとう。プレッシャー
勉強のモチベーションをキープするのは大変ですよね💦
私は1年生から特待生キープのプレッシャーを抱えてたので、嫌でも勉強しないといけない環境でした。
ラッキーでした。←白髪増えたけど
薬学部は勉強が大変なのは間違いありません。私立は留年率も高いし。
でも楽しいこともたくさんあります。
後悔しないために、最低限の国家試験も含めた対策をお願いします。
国家試験の結果は・・・
合格できました💮
現役で大学受験が上手くいかず、1回諦めた薬剤師になる夢。
お金に余裕はありませんでしたが、周りの協力を得て薬剤師になることができました!
ということで、ここまで薬剤師になるまでの学生時代をお話してきました!
読んでいただきありがとうございます♪
そしてここから、就職の話になります。
病院就職希望のrei、いったいどこで働くことになったのか!!?
奨学金が約1000万円ある私。お金との戦いが始まります!
就職活動が進んでいく中、とある企業から声がかかります。
「ウチで働かないか?」まだ学生である私を誘った企業とは??