「奨学金1000万」極貧学生から「年収1000万」薬剤師への”波乱万丈”大逆点ストーリー
「薬剤師っぽくない」と言われ続けた人生
💰お金✏️勉強🥼仕事❤️恋愛
赤裸々にお届けします!ぜひ楽しんでください✨
こんな方に向けた記事
- 薬学生の方
- 薬剤師の方
- 薬剤師に興味がある方
- 薬学部に入学しようか迷ってる方
#5【友達3割減】私立薬学部”留年地獄”の始まり!の続きです
今回は、4年生(rei23歳)のお話です。
5-6年の2年間を過ごす研究室配属を巡る学生たちの戦い!
メインイベントの「CBT」と「OSCE」については次回お話します。
薬学部の研究室配属争い
Y大学薬学部の研究室配属ルール
現在は変更されたようですが、当時研究室配属には”2つのルール”がありました。
研究配属ルール
- 各研究室4名まで成績順に希望通り配属される
- 上位4名に入らなかった学生は残りの研究室枠にランダムに配属される
このルール、一見頑張った学生が報われるようなルールに見えますが、落とし穴が2つあります。
5人の成績上位者が1つの研究室を希望すると、5位の学生は成績が良いのにランダム配属になってしまいます。←例え学年5位の成績でも
反対に、ギリギリ希望者が集まらなかった研究室を希望すれば成績が良くなくても希望通り配属されることになります。
ねえ、どこの研究室行くの??
(この子成績良いから確認しとかないと)
A研究室に行こうと思ってるよ!
(本当はB研究室だけど嘘ついとこ)
ちょっと皆どこの研究室行くか教えてよ!
俺”あの研究室だけ”は嫌だから皆が希望しない研究室希望したいんだよ!
成績良い人たち全員!希望する研究室公表してよ!
成績悪い私たちが決められないじゃん!!
ちょっ💦
皆どうしちゃったの???
クラスの雰囲気は悪くなる一方でした。
”成績ランク制”再来
せっかく薄れてきた”成績ランク制”が再来しました。→#4【人権なし】成績ランク制が支配するアニメのような世界
成績が良い学生を中心に”派閥”とも呼べるグループが結成されていきます。
「仲良しグループ」で配属されたい派閥
「できるだけ楽できる」研究室希望の派閥
「人気の研究室」に配属されたい派閥
研究室配属争いはギリギリまで続きました。
結果として、クラス全員から希望する研究室のアンケートを取り(もちろん任意)、私の友達が結果をまとめて全員に配布する形で落ち着きました。←友達良いヤツ
私ですか?
私はまさかの配属選択権利”1位”を獲得してました✨←自慢ごめんなさい
希望研究室も最初から公言していたので争いも回避♪
希望したのはそんなに人気のない、けど”ガッツリ研究できる”研究室でした!
最終的には素敵なメンバーが集まってバリバリ研究します笑
薬学生にとって研究室の重要性とは
私立薬学生は国家試験が最重要
私立薬学生にとって、国家試験合格が全てです!
高い留年率のプレッシャーと勉強のストレスに6年間勝ち続けることは簡単ではありません→#5【友達3割減】私立薬学部”留年地獄”の始まり!
そして国家試験が不安な学生にとって”卒業研究に費やす時間”が無駄なのです。
研究室に配属されれば、担当の教授の指導を受けます。
教授が研究をさせてくれるのを、「嬉しい」と思うか「嫌だ」と思うかが学生でも大きく分かれます!
人によっては、研究室配属が国家試験合格を左右することにもなります!
そりゃ研究室配属で争いも起こるのも当然か!
大学生活「最後の2年間」が決まる
国家試験対策も重要ですが、
良い思い出が作れるかも研究室選びは大きなポイントです!
薬学生5年と6年の2年間は、ほぼ研究室のメンバーと過ごします。
朝から夕方まで研究室、普段の飲み会から追いコン(卒業生お見送りパーティー)までも全て研究室のメンバーで行います!
他の研究室と休みも合わせにくいので、旅行も研究室のメンバー!!
レクリエーションも研究室がチームとなって研究室同士で戦います!
将来の結婚式や同窓会も研究室のメンバーを呼ぶ人も多いのではないでしょうか?
そりゃ研究室配属で争いも起こるのも当然か!(2回目)
薬学生reiが選んだ研究室は?
”変わり者”とこの頃から言われるようになります。
国家試験対策の時間は要らない
6年間特待生キープの条件があった私は、なぜか4年生が終わる頃には薬剤師国家試験対策も終わっていました。←周りも凄い勉強してたからね
時間はたっぷり!ということで大学生=研究を謳歌しようと考え、色んな研究室を遊び回って選んだのがY研究室(仮名)でした!
卒業論文もしっかり指導してもらえる研究室!
研究の分野をしっかり学べるのは嬉しい!
賛同してくれる友達は、、、いませんでした笑
しかし
・論文を読んで分析する経験
・実際の研究結果をまとめて論文にまとめる経験
今でも文章を読み書きするスキルとして活きてます!みんな研究しようよ!
高い学費の元を取る
研究をガッツリできるY研究室!
選んだのはもう1つ理由がありました。
高い学費の元とってやる!
学費を840万円も払っているのにどうしても元が取れてないように感じていた私は、
研究をいっぱいさせてもらって払った学費の元を取る考えも持っていました!←セコいですね笑
研究ってとってもお金がかかるんです。
研究に動物(マウス)が何匹も必要!
使う試薬(薬品)も1本数十万円!
機械だけで1000万円以上!話題のPCR検査もバリバリしてました!
大学に行かないとできない”経験”がたくさんできた研究室配属期間は人生の宝です!
完璧に学費の元も取れました(よっしゃ)
次回!6年制薬学部でメインイベントのCBTとOSCEのお話します。